- OneSelF シニアパートナー 水野敬太
第6回次の仕事をやりたいと思うために


OneSelF副代表の水野です。
2020年も終わりに差し掛かってきました。
OneSelFでもスタッフ考課制度を構築中、また来年度の事業計画を練っております。
今日はそんな中で次の仕事をやりたいと思うために
という話を書きたいと思います。
OneSelFは主体性を育むジムなので、“主体的に進むひと”の育成ができるよう進めています。
主体性とは何か
この時点で非常に難しい議論なのですが
仕事においては“自ら進んで問題解決できる思考”ができることではないかと思います
次の仕事を進んでやるか、いなか。
そんな中での研究を1つ取り上げます。
参考文献:
Jamil P Bhanji , Eunbin S Kim, Mauricio R Delgado
Perceived control alters the effect of acute stress on persistence
J Exp Psychol Gen. 2016 Mar;145(3):356-365.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26726915/
ある仕事をする場合に
失敗をコントロールし得る課題と
失敗がコントロールし得ない課題
失敗したときにどちらのストレスが大きいか
という研究です。

結果としてはコントロールし得ない課題の方がストレスは大きく
そして
もう1度同じ課題をする遂行率がコントロールし得る課題の方が高かった、というものです

自分でコントロールできる課題に集中しよう
と近年話題のアドラー心理学でもよく言われます。
仕事においてももちろん成功した!と思える成果を出せることが重要と考えていますが、
たとえそれが自分にとって失敗だったと思える結果があったとしても
自分が主体的に、失敗をコントロールできる状況にあると考えられる課題であれば次の仕事に主体的に取り組むことができる
ということが言えると思います。
全て成功ということはないと思うので
トレーニングも、仕事も
自分のコントロールできる環境で、
自分の課題が明確にして成長できる
そんな場所、組織を目指してOneSelFも成長していきたいと思います。
本日もありがとうございました。