第10回 成長し続けるチームを作るには

OneSelFの水野です。
今日は関わっているスポーツクリニックとOneSelFのスタッフ教育システムを再構築しているので
その内容について書きたいと思います。
テーマは「成長し続けるチームを作るには」
いろいろなチームで教育に携わらせていく中で
チームを「永続的に、そして更新し続けるシステムが大事」であると感じています
今年度も様々な企画を進めていきましたが
うまくいったもの、いかなかったものがありました
その中で今回は「Teaching is learning twice over」
というに触れて書いていきます

引用:https://en.wikipedia.org/wiki/Joseph_Joubert
この言葉は思想家のJoseph Joubert氏の言葉です。
訳すると「教えることは2度学ぶこと、それ以上だ」という意味になります
つまりは人を教えると相手のため、自分のためにもなる
ということです
私はこの言葉を学生を教えるための研修会で教えていただきました
また、その中でこの理論が成り立つのは
「知識や経験レベルが近しい人」が主である
と教えていただきました

つまりは上の知識レベルの人が新人レベルの人を教えることでは成り立たない
知識・経験・技術レベルが高い人が浅い人に教えると
お互いに
「何言っているかよくわからん」
「教えていてもつまらない」
となりがちになると

つまりは知識レベルがあまり離れている人同士を組み合わせてチームを作るとうまく相乗効果が得られない
そして
そのチームでの教育システムは機能しなくなってくる
という結果になります
今年度もいろいろうまくいかなかったこともありますが
そのチームのメンバーがそのシステムが大事であると皆が思える
そんな状況を作ることが大事かなと
お互いに学び合えるチームづくり、組織づくり
難しいですが、重要で面白い課題であると感じています
今回はエビデンスベースというより格言ベース
少し抽象的な内容でした
少し長くなり恐縮です
本日もお読みいただいた方、ありがとうございました