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第4回ランニングはダイエットに効果的か



OneSelFの水野です。


前回のブログは代表の佐藤がFacebookに投稿してくれたこともあってかなり閲覧してもらえました。

恐縮です。佐藤ありがとう。



ちなみに佐藤はラジオをやっていて、なかなかいいこと呟いているので是非お聞きください


https://stand.fm/episodes/5fbdebf17e1b19b05a384c18


前回は教育に関する内容でしたが、


今回は投稿内容をカラダについてに少し戻して


「ランニングはダイエットに効果的か」


という内容で書きたいと思います。


だいぶ寒くなりましたよね。走るにはいい季節になってきました。


OneSelFでもカラダづくりのために走る人が増えてきているのですが


「走ったのに体重が減らない、むしろ増えた」


という話をよく聞きます。


走るのは有酸素運動だからそれで消費をしているという考えはあるのですが、


「METS」という運動強度的な考え方で消費カロリー計算をすると


METS: https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-004.html


あまり消費されない(200kcal~400kcalくらい)と示されており「ランニングでは痩せない」と言われたりします。


私もこれに対しては肯定的に理解していてランニングしたからエネルギーを消費しているという考え方は望ましくないと思っています。


さらにランニングをし始めると「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。


コルチゾールは医学を勉強していると代謝に関わる一般的なホルモンで


運動やストレスによって分泌が促進されるという現象が起きます。

(参考文献:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25655373/)


このコルチゾール、血糖を上昇させるという意味で運動するときには必要不可欠なホルモンですが


食欲を制御する「レプチン」というホルモンを抑制する作用があります。


つまり、ランニング後は食欲が止まらなくなる現象が起きるということです。



なのでランニングし始めは食べすぎて逆に「太ってしまう」という現象が起きるリスクがあるということです。


ランニングしているのに痩せない、というのはこれが一因になっている可能性があるので注意しておく必要性、そこが落とし穴になりかねないと理解しておくことが大事であると思います。


だから「ランニングは痩せない」と世間で言われたりもしていますが、


そういう理解を水野がしているわけではなく


このコルチゾールもランニングを「継続」すると急激な上昇をしなくなってきます。

(ちなみにコルチゾール を安定させることは「鬱」にも効果があります)

 参考:http://www.scielo.br/scielo.php?script=sci_arttext&pid=S2237- 60892018000400360&tlng=en


つまりは食欲も抑えられてくる可能性があるということで、食べすぎてしまう現象も落ち着いてきます。


ランニングを続けることで心肺機能、さらには基礎代謝が上がり、急激な食欲も抑制されてくるため


「継続」したランニングは「ダイエットに効果がある」と理解しています。


何事も継続が大事ということですかね。


ちなみに感覚的にも


ランニングは痩せないという人は、続いていない人かやったことがない人のどちらか


であると思います。


習慣化できるよう、この落とし穴的な現象は理解してクライアントさんに接することが大事かなと思っています。


今日のテーマはここまでです。


本日もありがとうございました。

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