The STORY of OneSelF"er"

北村 真理子​

    MARIKO  KITAMURA

ロシアへのバレエ留学・プロバレエダンサーの道

 

 

-- 今やっているスポーツと所属を教えてください。

 今は、中央アジアのカザフスタンの首都のヌルスルタン(アスタナ)というところで、国立のオペラバレエ劇場でプロバレエダンサーとして活動しています。所属は、国立アスタナオペラのバレエ団所属になりますね。アスタナオペラには、オペラ・オーケストラ・バレエの部門があって、そのバレエ団に所属しています。

 バレエは3歳からやっています。3歳から家の近くの体育館で教室をやっている先生のところで始めました。その後は、引越しを機に、その先生が紹介してくれたところでバレエを続けました。そこでは18歳まで続けましたね。そのあとは、18歳の9月からロシアに行って、ロシア国立ノボシビルスクバレエ学校に4年間留学しました。

-- ロシアでバレエ留学するのはどういったきっかけだったのですか?

 日本でオーディションが設けられてて、それをきっかけにロシアに留学しました。高校3年生の時に進路をどうしようかなと思った時に、その年の夏にバレエ協会が主催しているフェスティバルがあって、それの東京都の代表として出ることになったんですね。そのリハーサルの会場にロシア留学のチラシがあったんですね。その時期にスタジオの先生とあまり上手くいってなくて、スタジオから逃げたくなってしまっていて、それでオーディションを受けて留学を決めました。

-- 18歳でのロシアの生活はどうでしたか?

 ロシアでは、バレエ学校の中に寮とかバレエスタジオが全部揃っていたので、寮で生活をしていました。最初から結構慣れることができましたね。”順応力”はある方なのかもしれないですね。

 

 けど昔の小さい頃はすごくメンタルが弱かったです。スタジオの先生と上手くいかなかったりした時期は、声が出なくなったりとか体に出ちゃってましたね。その面は海外で生活することですごく鍛えられたなって思っています。

 バレエって技術とかスキルっていうのもすごく大事だと思うんですけど、何よりも大事なのは『続けられるメンタル』だと思っています。外国に行ってスキルや技術はもちろんですけど、そういう性格とか精神面がしっかりしたっていうのが大きいなと思います。

-- ロシアでの生活の後に、カザフスタンでバレエを続けられたと思うんですが、カザフスタンの生活はどうでしたか?

 カザフスタンでの1年目は、寒さとか天候で結構メンタルやられました。カザフスタンはすごく寒いんです。冬になると、午後3時くらいから暗くなって、朝10時くらいまで日が沈んで暗いんです。1年目は、寒いのと暗いっていうのが嫌で日本が恋しくなりましたね。けど2年目はもう慣れて全然問題なかったですね。そういう面でも”順応力”はある方なのかなって思いますね。

 食べ物もすぐ慣れましたね。カザフスタンは、内陸国でもともと遊牧民だったので、肉が主食なんです。今でもお肉をがっつり食べてます。寒さがあるので、脂っぽいものを食べるようにしています。

 ロシアとカザフスタンで、食生活は結構変わったかなと思います。ロシアの時は、海外に行ってみんな細い子たちばっかりで、私も細くならなきゃって思いでダイエットとかしてたんですね。けどダイエットすると、私は体調が悪くなっちゃって、立てなくなっちゃったりしたこともあったんです。なのでそこからダイエットとかはしなくなりましたね。

 18歳からロシアにバレエ留学をし、現在はカザフスタンの国立アスタナオペラのバレエ団に所属。ロシアへの留学のきっかけや、カザフスタンでの生活も話していただきました。

メンタル面とリフレッシュ

-- 今までの活動の中で一番しんどかったことは何ですか?

 

 一番しんどかったのは、痛かったときとかよりも、メンタルやられた時ですね。ロシアに行く前のスタジオで先生と上手くいかなかった時とかにストレスが体に出ちゃった時は、その時だけ『バレエに行きたくない』って思いましたね。やっぱり気持ちはすごく大事ですね。どれだけ体の調子が良くても、気持ちが沈んじゃってると、魅せる職業なので出ちゃいますね。

-- ストレスを感じている時は、どうやって解消するんですか?

 

 自分の身の回りのこととか、周りのものを気持ちよくするようにします。例えば、私だったら、部屋のインテリアを自分の好きなものにしたりとか。その空間にいると幸せだっていう空間を作っちゃうんですね。ストレスになっている原因に向かってではなくて、ストレスになっている原因はどうしても変えられないような、緩和できないことが多いので。それ以外のところでリフレッシュするようにしますね。あとは、寝れば大体緩和されることもあります。

 

-- 怪我をしてしまった経験はありますか?

 

 2014年に膝の前十字靭帯を怪我してしまって、2014年の12月に手術をしました。そこから2017年くらいにジャンプの調子が戻ってきたなと感じていた頃に、膝の痛みが強くなってきてしまって、一旦日本に帰って膝の検査をしたんですね。そのときに水野トレーナーとお会いしました。日本では半年間くらいリハビリをして、その後カザフスタンに戻りました。

 

 バレエダンサーって、痛みを感じてても我慢しながらやっちゃう人が多いんですね。まず、病院のリハビリ施設とかOneSelFみたいな施設に行くっていう習慣があまりないんですね。ケアとかサポート体制が全くできていないスポーツなんです。なので、私は日本に帰ってきた時にコンディショニングとかトレーニングのやり方を学んで、それをカザフスタンで自分でやるようにしています。

『自分で自分のカラダをコンディショニングすることで精神面の安定も得ることができる。』

プロから教わる”セルフコンディショニング”

-- 自分のカラダづくりとか、パフォーマンスをあげるために心がけていることはありますか?

 私は、プロの方に教わったことを自分で反復すると言うか、実際にやることですね。自分の感覚だけに頼って、自分勝手にやっちゃったりすると、むしろ悪くなちゃったりするじゃないですか。だから、自分は理学療法とかスポーツに関するプロの方に教わったことを自分でやるといった感じですね。

 バレエって種類とか、その日のリハーサルの内容とかによってカラダの使い方が全然違ってくるんです。だからケアをやってても痛くなることが免れられないんです。そのために、予防とかトレーニングとかコンディショニングをやるようにしています。これが心の安定というか、『やっているから大丈夫』っていう精神面の安定にも繋がるんですよね。

 私、結構、気持ちが先走っちゃうタイプで、偉い先生がレッスンを見にきてたら無理しすぎて頑張っちゃって、痛めちゃったりとか。ちゃんと自分のカラダの状態を把握して、やりすぎて壊さないようにするようにしないといけないと思うんです。ここまではやって大丈夫とかいう見極めとかをできるようにするのも、普段のコンディショニングとかによってできると思うんです。昨日より調子良いとか、動きづらいとかっていうのを把握するためにもコンディショニングとかトレーニングをやるようにしています。

-- 自分の強みはなんだと思いますか?

 自分の強みは、ストレスをためすぎないことですね。昔からメンタルコントロールとか苦手で、だめだってわかっていたので、そこを意図的にできるようにして、今はむしろ強みなんじゃないかなって思っています。

-- もっと伸ばしていきたいと思う面はありますか?

 体のことに関してなら、柔軟性をもっと高めていきたいですね。前と横に脚をあげるのはいいんですけど、後ろにあげるのを上手くなりたいですね。後ろにあげるのは、その人の背骨がどれだけ反れるのかとか、股関節がどれだけ動かせるのかとかが大事になってくるので、そのあたりをパフォーマンスアップのために伸ばしていきたいですね。

-- これからの目標や、やっていきたいことを教えてください。

 

 バレエの競技に関する目標になってしまうんですけど、表現力とか高めてもっともっと上手になりたいです。やっぱり、魅せる職業なので、常に向上心を持っていないとダメだと思うんです。今の自分の持っているカラダで、もっと綺麗に上手に魅せれるようにしたいって思っています。

 

 日本に帰ってきたら、どこかのバレエ団に所属して自分で踊るってよりも、指導の方をやってみたいですね。自分でスクールを持つっていうのは、なかなか大変なことなので、教えられる環境の場所・スタジオで指導をやりたいなと思います。

-- OneSelF[er]としてOneSelFについて思うことはありますか?

 病院の先生に言われたこととか、トレーナーさんとか、バレエの先生に言われたことっていうのはすごく大切だと思っています。プロの方がおっしゃることでその情報がすごい大切なんです。私は、その情報を踏まえて、自分で分析とかをするようにしていて、自分のカラダの状態を感じ取るようにしています。

 なので、先生からの情報を踏まえて、自分で自分のカラダをコンディショニングするというのは本当に大切だと思います。本当にOneSelFのコンセプトは魅力的だなと感じています。バレエの分野に、OneSelF自体やOneSelFのコンセプトを広めていきたいと思いますね。

 病院の先生・トレーナー・バレエの先生からの情報を踏まえて、自分のカラダのコンディショニングに取り組まれています。

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