The STORY of OneSelF"er"

黒田 絢子​

AYAKO KURODA 

​“Freeride Skiing” と “私”

-- 今やっているスポーツと所属を教えてください。

今、フリーライドスキーをしていて、国際基督教大学大学院に在籍しています。大学院生ですが、冬場は休学して、フリーライドスキーの練習、遠征、大会に行っています。

-- フリーライドスキーとは、どのようなスポーツですか?

フリーライドスキーというスポーツは、スタートとゴール地点だけ決められていて、整備されていない自然の山や崖を滑っていく競技です。スムースかつカッコよく滑り降りられるかを採点されます。特に、滑る降りるラインの取り方とスムースに滑っているかを評価され、経験が一番大事と言われています。

-- このフリーライドスキーは、どのようなきっかけで始めたんですか?

最初は、2歳の時くらいに家族スキーから始めて、小学校1年生からミウラドルフィンズというスキースクールに行き始めました。小学校5年生くらいの頃に、そこで出会った人にインスパイアされて、『やりたい!』と思い、どんどんエクストリームな方向に...(笑)。でも、日本にまだこの競技がなくて、高1でカナダに留学してから、本格的に始めました。カナダで3年間高校に通った後、大学は日本に帰ってきたんですけど、日本でフリーライドスキーの大会がなかったので、大学4年間は、いわゆる競技スキーをしていました。でも、大学4年間は、勉強で忙しかったので、海外に行けなかったんですよ。大学院に進学して、フリーライドスキーの撮影や大会で、海外に行くようになりました。

-- 今までのベストスコアを教えてください。

 

高3の時にカナディアンチャンピオンシップをとりました。2019年は、ジャパンランキング2位で、ワールドランキング31位でした。

 

大学院に通いながら、フリーライドスキーヤーとして活動をする。

小学5年生での、ある人との出会いがフリーライドスキー人生を変えた。

​苦難の先にあるものとは?

 

-- 今までの活動の中でしんどかったことは何ですか?

長い間山を登っている時は毎回辛いですね、フィジカル的にもメンタル的にも。基本、麓から撮影場所まで男子と一緒に行動して歩くことが多いんですけど、目的地まで登る速さについていくことがキツイですね。10時間とか歩くこともあるんですよ。でも、仕事は登ることじゃなくて、降りることだから、そこで写真に残る滑りをしなくちゃいけないんですよ。それを、一日中、日が落ちるまでやるんで、結構、キツイですね。​大会よりも撮影の方が過酷かもしれないです。

-- 滑っている時だけでなく、撮影中の道のりも過酷なんですね。それでは、そのような苦難はどう乗り越えましたか?

まず、登っている最中、辛い時でも、『行きたくない、もうやりたくない、帰りたい』は絶対口に出さないようにしています。それ言ったら、二度と誘ってくれないと思うから、とりあえず死ぬ気でついていこうと思っています。しんどさは乗り越えられないから、しんどい事はしんどいって受け入れて、目的地に着いた時の景色はそこまで歩いた人しか見れない景色で、そこにある斜面は自分のためだけにあって、カメラマンも自分だけを見てくれているから、その瞬間を大事にして頑張っています。

 

​撮影場所までの過酷な道のり。

死と隣り合わせのスポーツ〜“ケガ”との向き合い方〜

-- フリーライドスキーはかなりハードなスポーツだと思うのですが、、、

 

そうですね、このスポーツは常にインパクトをもらうスポーツだから事故が多いです。まだ、私は雪崩に巻き込まれたりはしたことないですが、知り合いで亡くなってしまった方もいるし、木にぶつかって大腿骨を折った選手も知っています。なので、こういう知識もつけていかないといけないです。知識もあって、危険も回避できて判断力の良い30代の選手が活躍していることが多いですね。

 

死と隣り合わせのスポーツなんですね。黒田さん自身のケガについて教えてください。

 

私はケガしてない部位の方が少ないんじゃないかな。ケガを乗り越えたところで次が来るので、常に辛いです。基本、経過が長くて、肩のケガで手術した時は、調子が良くなるまで2年半、3年くらいかかってました。冬までに間に合わせないといけないから、夏に手術が出来なかったりすると、そのシーズンはずっと調子が悪いですね。ケガは乗り越えたところで次が来るんですよ。

-- ケガやパフォーマンスに対して、セルフコンディショニングする上で意識している事はありますか?

普通、痛いところをなくすようにしていくと思うんですけど、それは無理なんですよね。私は、感覚で滑っているから、ケガすると、ベストな時の感覚と違うんですよね。最初はそこに戻ろうとしてたんですけど、手術してしまうと物理的に元の状態と変わってるから、それを諦めて、新しい自分の感覚とバランスを得ることを意識しています。ケガする前の感覚に頼ると、崩れてきて、うまく滑れなくなるから、新しい感覚で滑るようにしています。

あとは、夏に頑張ってウェイトトレーニングエンデュランストレーニングをしています。フリーライドスキーは、ずっとスクワットしている体勢で、ターンする度に全力で押してっていうのがずっと続くから、2、3分はMAXで動きたいですね。特に、エンデュランスは、やった分だけつくから、ウィンタースポーツなんですけど、夏の間で走ったり、漕いだりしています。そこで追い込んだ分だけ、冬のエンデュランスが貯蓄できるって感じですね。もちろん、ウェイトトレーニングもやりますけどね。

​常にケガと向き合い、

いくつもの危険を乗り越えてきた。

​これからのFreeride Skiing LIFE

-- 今後の目標について、教えてください。

まず、とりあえず冬までに動ける体になって、来年の春に海外でフィルムのプロジェクトがあるから、私にフォーカスしてもらえるように頑張りたい。で、いい加減、ケガなくシーズンを終えたい(笑)。これが、来年の目標ですね。

5年後は、世界大会に出たいです。今、世界大会予選を回っているけど、勝ち抜いて、本戦に出たいです。でも、大会だけじゃなくて同時に、撮影もやり続けていきたい。10年後までに、世界大会の本戦で勝ちたいです。あとは、雑誌の表紙を飾りたいです。

-- OneSelF"er"としての意気込みを教えてください。

 

OneSelFのコンセプトにすごい賛成してて、積極的に協力していきたいです。あとは、私の場合、活動のベースが海外にあるから、いくつかの活動以外は、基本1人でコンディショニングをやらなきゃいけないので、OneSelFでの活動を通して、フィジカル的にも、セルフで少しでも整えられるようになって、ケガする機会を減らしたいです。

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