The STORY of OneSelF"er"

​新海 裕輝

YUKI SHINKAI

『ウエイトリフティングとの出会い』

 

-- 今やっているスポーツと所属を教えてください。

 今、神奈川の県立高校で保健体育の非常勤講師として働きながら、ウエイトリフティングという競技を行なっています。昨年度までは、法政大学の大学院でスポーツ心理学について学んでいました。コーチング寄りの心理学を学んでいて、自分が指導者になった時に選手に対してどうやって指導していけばいいのかとか、指導方法とか、指導哲学といったことを学ぶことができました。

 

 常勤として最初から働きたかったのですが、二次試験で落ちてしまって。倍率も11〜13倍と結構高いんですね。なので、来年度から常勤として働いていけるように、今年度は非常勤講師として働きながらトレーニングのための時間も確保しようといった感じですね。

-- これからは選手や生徒に指導する立場になっていくわけですね。

 そうですね、指導する立場になっていきますね。自分は、今までの競技生活の中でたくさん怪我をしてきたんですね。怪我する中でいろんなトレーナーさんと出会っていく中で、いろんな怪我に対する心構えとかどう対処していくかとか、怪我をしないための準備の大切さっていうことを人よりも多く経験できたんじゃないかなって思っています。なので、そういった経験をうまく指導の中で伝えていきたいなって思っています。

-- 今までのスポーツの経歴を教えてください。

 ウエイトリフティングは10歳から始めました。きっかけは、祖母がのちに恩師となる法政大学のウエイトリフティングの総監督と知り合いで。「どうだい、孫にやらせてみないかい?」みたいな話になりウエイトリフティングを始めました。その前にはバスケットボールを小2から小6までずっとやっていて、将来もバスケをやっていこうと思っていました。なので正直ウエイトリフティングそんなに続ける気はなかったんですよね。

 中学校に入学する時に、バスケにするか、ウエイトリフティングにするかとなった時に、、親とおばあちゃんと話をしていて、『これからはバス…』ってところまで自分が言ったんですけど、『ん?なんて?』と言われ、『ウエイトリフティングをやります。』と最後はなっていましたね。(笑)もう家族ぐるみでウエイトリフティングをやらせようって感じだったんですかね。(笑)それでウエイトリフティングを本格的に始めて、中学生でウエイトリフティングをやっている子はなかなかいないんで、全国の中学校大会に出ることができていい経験をできました。自分の階級は全中に出ていた人が5人しかいなかったんですが、その中で2位になることができて、『お、これはいいところまでいけるよいうになるんじゃないか?』ってなりましたね。この成功体験は大きかったですね。これの経験があったから、乗り気で競技に取り組めるようになったんだと思いますね。

-- 今までのベストスコアは?

 高校では、インターハイでスナッチで優勝することができて、総合では4位でした。大学では全国大会で1位になることができました。

​祖母のつながりから始めたウエイトリフティング。高校インターハイではスナッチ優勝・総合4位、大学では、 全日本学生ウエイトリフティング個人選手権大会で優勝という輝かしい成績を残した。 

度重なる怪我。『こんなところで終わる選手じゃない』

-- なかなか中学校からウエイトリフティングを始める人がいないと思うんですが、ここまで続けてこれたのはなんでですか?

 競技を続ける中で怪我をすることが結構多くて、、。中学校では、競技に関係ないんですけど、体育の授業で骨折しましたね。これをきっかけに、『あ、体育の授業で本気を出しちゃダメなんだな』ってことに気がつきました。(笑)高校では膝の半月板の手術をして、高1は試合に出るだけで終わってしまいました。そのあとは第一肋骨の疲労骨折とかを繰り返し怪我をしてしまいました。なので高校時代はあまり満足に練習ができていなくて、、。けど、『自分はこんなとこで終わる選手じゃないぞ。』という風に思って、『怪我をなんとか治してまた試合に出て、結果を残してやろう』と思うことができて今があるんじゃないかと思いますね。

 あとは怪我を繰り返す中で、いいトレーナーさんと出会って、そこで怪我に対する考え方を学びましたね。怪我をしたから『やばいっ!』って焦るんじゃなくて、怪我したのならその怪我とどう向き合うのかとかどう対処するのかを考えることができるようになりました。その人が、ぼくのマインドを変えてくれましたね。

 毎週トレーナーさんに見てもらって、良くなって、けど自分は家でゴロゴロしている。これじゃあトレーナーさんに見てもらっている意味がないんじゃないか?って思って。自分でもやらないと、せっかくトレーナーさんに見てもらっている意味がないじゃないか。そういう風に思ってから、自分でも柔軟をするようになったりして、それで怪我も良くなっていきました。

​ あとは痛くなっているところだけを治すんじゃなくて、痛みが出る原因の動作や柔軟性の低下を指摘してもらえて、怪我と前向きに付き合えるようになりました。

-- 自分の強みはなんですか?

 

 『這い上がることができること』ですかね。これはやっぱり今までウエイトリフティングをしてきたなかでの怪我の経験ってのが大きいのかなって思います。ただ、今まで自分がしてきた経験をしっかり活かしつつも、周りの協力を積極的に得ることもすごい大事だなって思っていて。今までの怪我をしてきた中でも、専門的な人の話を聞いた上で最終的には、自分で情報を取捨選択するようにしています。

 この専門的な人の話ってのも、なんでもかんでも取り入れるってよりは、その人の話とかが、自分の魂に突き刺さってくるのかを大切にしています。

-- 今後もっと伸ばしていけるところはありますか?

 今までいた環境が比較的自由な環境で、甘い部分もあったのかなって思うんですけど、今年度から社会人になることもあるので気を引き締めてやっていかないといけないかなと思います。競技に関していえば、体はまだまだ大きくすることができるかなという風に感じています。ただ筋力を上げるってだけじゃ無くて、身体操作とかどうやって身体をうまく使うかってことも学んで習得したいなって思っています。あとは、身体に関することはもちろんなんですけど、教育に関してもどんどん新しいことを学んでいきたいって思います。

競技生活の中で様々な経験をしてきた。『その経験を活かして、選手たちに予防の重要性や予防の方法を伝えられる指導者になりたい』と語る。

 

『”怪我の経験” を選手たちに伝えていきたい』

-- 今後の目標について教えてください。

 1年後の目標として、まずは今年国体に出ること、あとはスナッチとジャークのトータルで300kgあげれるようになることですね。ベストが295kgなんでなんとかそこを超えていきたいですね。

 3年後の目標は、正直まだ明確な目標はないです。教師を続けることできているならば部活動を作って顧問をやっていたいですね。選手としては、最前線にいることができればなって思います。『あ、あの人、大学の時よりも強くなってんな』って思われるように頑張りたいですね。

 5年後は、まだ選手としてバリバリ活躍していたいです。ウエイトリフティングのピークは、26〜28歳くらいって言われているんですけど、自分は35歳くらいまで最前線で頑張りたいです。あとは、教師や指導者としての目標は、今までの怪我の経験を活かして、選手たちにその予防の重要性や方法を伝えられることができる指導者になりたいです。

 10年後には、選手としてのピークを迎えられるようにしたいです。10年後に『やめてもいい』って思えるくらいやりきりたいです。あとは、5年後の目標とかぶる部分でもあるんですけど、後進の指導にも力を入れたいですね。やっぱりウエイトリフティングの指導に携わる仕事をしていたいです。あとは、なんらかの形で母校である法政大学のウエイトリフティング部に関わって、還元していきたいですね。

-- OneSelF”er”としての意気込みや心配事を教えてください。

 OneSelFの魅力は、トレーナーに依存しないところですね。トレーナーがいないときに、どうすれば良いのかを考え、自分で考えて行動することができるように導いてくれるところがすごい魅力だと思います。

 OneSelF”er”一期生として、『OneSelFのコンセプトを自分たちがしっかりと広めていかないと』という風に思うので、セルフケアやセルフマネージメントの重要性を実践して広めていきたいと思います。今、自分が実践していることとしては、元々肩の痛みが起こりやすいので、それが大きくなる前に弱点を見極めて対処をするようにしています。

 心配事は特にないですね、もうほんとにやるだけですね。このインタビュー記事が高校の生徒にいじられるのが心配事ですかね(笑)

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